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植毛部(毛根を植えた部分)は基本的には特別な処置は不要です。しかし手術によって起こる炎症を抑えるため、ステロイドのローションを2〜3日目より塗布するよう指示しています。また、供与部(一般的には後頭部)の縫合部には抗生物質の軟膏をつけてもらいますが、いずれも必須というわけではありません。それだけ頭部は感染などのトラブルを起こしにくいのです。
(1)洗髪
頭にシャワーをかけるだけなら翌日からでも可能で、軽いシャンプー液+シャワーなら3〜4日で可能になります。術後1週間で軽いシャンプー(手で移植部を洗う)も可能になり、2週間後には移植毛が抜けてもかまわないほど強いシャンプーをしても問題ありません。この時期こそ、すべての毛髪生着プログラムが完成したと考えてよいということです。
(2)抜糸
供与部は糸で縫合していますので原則的には10日〜14日で抜糸が必要になります。しかし遠方や海外からお越しの方の場合、遅くても1〜1.5ヶ月間程度で溶ける糸を使用しますので心配は要りません。
(3)植毛部
術後2〜3週間で80%以上の毛根(毛包)の抜け殻は落ちますが、すでに毛髪生着プログラムは完了しているので心配は要りません。移植した毛髪のほとんどは一度抜け落ち、平均して3〜4ヶ月で20〜40%、6ヶ月で70%、1年で90%程度の発毛となります。
発毛初期には赤ちゃんのときと同じように細く、数ヶ月かけてしっかりした太い毛髪に変わるので慌てずお待ちください。また傷の部分に移植したものは、ある程度満足な状態になる(50%以上の移植毛が5cm以上伸びる)のに9ヶ月〜12ヶ月かかるのが通常です。生えてくる毛髪は最終的には後頭部の毛の太さになりますので力強いイメージの毛髪になります。
(4)供与部
縫合時に皮膚緊張が強かった場合には5mm幅くらいの緊張性の休止期脱毛をみることがありますが、6ヶ月程度で回復します。 |
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